ここ数年、クラスはシャバーサナ(仰向けで寝るポーズ)から始めています。
今の自分の身体を感じて観察してほしいという意図があるのですが、実は私が皆さんの身体を観察したいという理由もあります^^

何も考えず、ただ仰向けに寝るとその人の身体のクセが出ます。
クセは悪いものではなく、どこに意識が強くいっているかを表すものだと思って下さい。
私が見ているポイントは、身体の軸、足先の向き、脚の筋肉のつき方、骨盤の開き、骨盤周りの肉付き、腰と床との距離間、あごの角度、胸の開き、手の平の向き、呼吸の入り方などです。

私自身を含め、多くの女性を見ていて思うのは、脚の外側に意識がいっているということです。

下の解剖学図の脚部分を見て下さい。

内側の太い骨が脛骨(けいこつ)、それをサポートする外側の細い骨が腓骨(ひこつ)です。

本来、体重を支えるのは太い脛骨であるはずが、多くの方が腓骨側に負荷がかかる立ち方をされています。
そうすると外側の筋肉が発達し、脚のラインが崩れ太くなります。

それを改善するには、太い骨である脛骨を意識することです。この図だとちょっとわかり辛いですが、脛骨は内くるぶしと繋がっています。

膝をゆるめ、膝のお皿を正面に向け、脚の内側のライン(母趾球→内くるぶし→ひざ内側→内腿→恥骨)を繋げるようにして、息を吸いながら足裏で地面を押して立つと、脛骨に体重が乗りやすくなります。

そしてこれを維持するには、内腿の意識がとても大切です。

私もまだまだクセが抜けきれないので、信号待ちの時などはいつも膝をゆるめ、膝の向きを確認しています。

クセは長い時間をかけてつくられてきたものなので、簡単には抜けませんが、ぜひ根気強く健康的な立ち方をマスターしていきましょう☆