「あ~キツカッタ!! と言うのはヨガじゃない。」

と私のヨガの師は言っていました。

師は「ヨガは”頑張って””無理して”自己満足のためにやるようなものではなく、自分のカラダとココロを快適な状態に整えるものなんだよ」と伝えたかったのかもしれません。

 

クラスにご参加される方の中に、

「このポーズができないのは〇〇の筋力がないからでしょうか?〇〇が硬いからでしょうか?」

と質問される方がいて、おそらく間違ってはいないと思うのですが、何となく「自分の身体に何か問題があるのでは?」という風に捉えていらっしゃる感じがし、過去私もそうだったかもしれないと思います。

筋力をつける、身体を鍛える、と言うと足りない何か(能力)をつけ足さなければという感じがするのですが、私はヨガに至っては身体を蘇らせるもの、もしくは開発するものだと考えています。

元々持っているのだけれど、忘れてしまった身体の力を呼び覚ますもの、だと思っています。

今どんなに身体が硬いと感じていらっしゃる方でも、赤ちゃんだった時はふにゃふにゃで柔らかかったはずだし、筋力がないという方も、重力がはたらくこの地球でしっかり自分の力で骨を支えて立っています。

ただ日常生活で立ちっぱなし、座りっぱなし、と偏った身体の使い方をしているために、どこかが”凝っている”、もしくは”使っていない”、だけなのです。

 

ヨガのポーズはちょっとしたコツがあります。

最近クラスで壁を使ってポーズ練習をしましたが、参加された方は

「いつもよりもお尻が締まる感じがした」
「肩の位置はもっと後ろなんだとわかった」
「いつも辛いポーズが楽に感じた」

といろいろな発見を伝えて下さいました。

 

新しい身体の使い方を知ると他のポーズでも応用が利きます。

身体のどこかが目覚めると、「まだその先がありそう」と身体への探求が始まります。

こうしてどんどん自分で自分の身体を開発していきます。

身体は私たちが思っている以上に可能性を秘めています。

もっと楽な身体、もっと軽い身体、もっと温かい身体、もっとパワフルな身体があります。

からだは身体 御神体 神なるからだです。

その可能性の一片さえ知ることができたら身体はどんどん本来の力を発揮してくれます。

足りないものなんて何もない。ただ目覚めさせるだけです。