東洋医学の陰陽五行説では、自然界を構成する要素は木・火・土・金・水の5つに分かれ、季節、方角・器官・感情などもこの5つに分類できるとされています。

秋は肺が弱りやすい季節で、東洋医学における肺とは呼吸器系全般を表します。

空気が乾燥する秋は、深い呼吸で肺を活性化することが大切です。

 

             出典 小学館 日本大百科全書


そして五臓、それぞれに結びつく感情があります。

肝臓… 怒り
心臓… 喜び
脾臓… 不安
肺 … 悲しみ・憂い
腎臓… 恐れ・驚き


例えば腎臓は恐れと関わりがあり、強い恐怖を感じると大人でもお漏らししてしまうことがありますね。

背中や腰が重たいと感じる時、たんに筋肉が凝っているだけではなく、その奥の内臓が疲れている可能性があります。そしてその疲れは、無意識に溜め込んだ感情が原因かもしれません。


どこか重たいと感じる場所があったら手の平を当てて優しく撫でてみて下さい。

誰かにやってもらってもいいし、自分でもいいです。

「手当て」という言葉の通り、手の平を当てるだけでヒーリング効果があります。


そして内臓を整えるもう一つの方法が呼吸です。

深く呼吸をするだけで肺が活性化し、肺の下にある横隔膜が上下にポンプのように動いて、その下の内臓をマッサージしてくれます。

            引用:プロメテウス解剖学 コア アトラス 第2版
       

鼻から細く長く息を吐き出し、深く吸い込む。

ひと吸いひと吐きごとに内臓を優しくマッサージするように繰り返します。


このように丁寧に身体と向き合っていると、過去に溜め込んだ感情が溢れる出て来ることがあります。

その時は抑え込まず、その感情を全身で感じきって下さい。

湧き上がる感情を全身で感じきる。

これが一番のセルフヒーリングです。