最近は、若い女性でも尿漏れに悩む方が増えているそうです。

その理由は生活の変化にあるようで一昔前は、和式トイレしかないので1日に何度もしゃがむことで内転筋(内腿)が自然とストレッチされたり、雑巾がけをする時もダウンドックのように骨盤を持ち上げる動きがありました。

また和服を着ているだけで体幹が意識され、自然と背筋が伸びる感じがします。

ヨガを通して多くの女性とお会いしますが、身体の硬さは年齢に関係ないと感じています。

便利な世の中になればなる程、意識して身体を使わないと、年齢に関係なく元々備わっていた身体能力が下がっていってしまいます。


尿漏れは骨盤底筋の衰えと言われることが多いですが、その大もとの原因は立ち方、姿勢にあるのではないかと思っています。

骨盤底筋群は、尿道・膣・肛門を取囲む筋肉の集まりで、骨盤をハンモックのようにしたから支えています。


この筋肉が上手く使われず緩むと、尿漏れや子宮脱、内臓下垂の原因となります。

尿漏れ対策としてこの骨盤底筋を使うエクササイズが推奨されていますが、私はまず骨盤ニュートラルにして立つことが大切だと思います。

骨盤底筋は、内腿やお尻の筋肉と連動して動くので、まず正しい姿勢で立たないと上手く使うことができません。

そして骨盤底筋を上手く使うもうひとつのポイントが足指、とくに親指です。

内腿を上手く使うには膝のお皿を正面に向けることが重要で、その正面に向ける時に使う前脛骨筋(ぜんけいこつきん)という筋肉の終点が、足の甲、親指に繫がる骨となります。

足指がしっかり使えていると足首が締まり、骨盤周りの筋肉も締まります。

私が女性の足首に注目する理由はそこにあります。

まず足指を動かして足首の締まりをよくして下さい。

そして正しい姿勢を身につけて下さい。

何十年積み重ねてきた立ち方を矯正するのは根気がいりますが、最近皆様の姿勢が整ってきたことをひしひしと感じています。

尿漏れ、腰痛、肩こり、ダイエット、ボディメイク…。

全ての元となるのは姿勢です。

まずは正しい姿勢を身につける、それがスタートです。