腰痛・坐骨神経痛の意外な原因


パーソナルセッションで一番多いお悩みは、腰痛、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症など腰周りの不調です。

ヨガをやっていて腰痛や坐骨神経痛に悩む方に、以下傾向が多く見られます。

・膝伸ばしすぎ
・ハムストリングス伸ばしすぎ
・反り腰
・胸椎が固い

女性は膝関節が柔らかく、必要以上に反ってしまう“過伸展”の方が多いです。

そういう人が立ちポーズなどで膝をピンと伸ばし過ぎると骨盤が前傾します。

骨盤が前傾し過ぎるとハムストリングス(腿裏の筋肉)が引っ張られ、坐骨神経を痛める原因になったり、腰椎に負担がかかり腰痛となります。


身体を整えるために始めたヨガで怪我をしない為に必要なのは、ポーズの完成形を求めすぎないことです。

例えば「ダウンドッグは膝を伸ばすポーズ」と思われている方が多いですが、膝過伸展やハムストリングスが柔らかい人には軽く膝を曲げるように伝えます。

膝をゆるめるだけで反り腰も整いやすくなります。

パーソナルセッションのクライアントにも立ち方を改善して頂き、家でできる反り腰改善のストレッチやトレーニングをお伝えしたところ、通院しても治らなかった坐骨神経痛が改善されました。


不調には必ず原因があります。

マッサージや整体へ行くと一時的に良くなりますが、対処療法ではない根本的な改善を求めるのであれば身体の使い方を見直す必要があります。

ヨガをしていて腰痛があるという方はまずは、膝を伸ばしすぎないよう注意して下さい。

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