お尻を締めるとは?
ヨガのクラスを受けていると
「お尻を締めて!!」
と言う先生が多く、ヨガを始めた頃から「お尻を締めるってどういうことだろう??」と思っていました。
その時、私の「お尻を締める」は下図の大殿筋を締める、お尻の高い部分(ヒップトップ?)をギュッと寄せて固める感じだったので、心地悪く、頑張ってそれをキープしようとしても疲れていつの間にかお尻の力が抜けてました。
練習を積み重ねていって気付いたのですが、「お尻を締める」とはお尻の一番高いところではなく、お尻の下部分、骨でいうと座骨を寄せるということでした。
お尻の下部分(座骨)を寄せると、お尻上部も無駄な力みがなく、柔らかい状態です。ポーズもギュッと固めたような緊張感から解放され、伸びやかさ、しなやかさが出てきます。
そして、お尻を締めようとしなくても自然と締まる方法があります。
それがいつもクラスでやっている”内腿(うちもも)を寄せる”です。
内腿だけでなく、脛(すね)も内側に寄せるとさらにお尻が締まります☆
ブロックを内腿や脛に挟んで練習すると、内側に集める感覚を掴みやすいです。
足で地面を踏む力、グラウディング感覚が強まり、身体だけでなく心もどっしり安定していきます。
お尻はリラックスして、脚の内側ラインを意識してみて下さい。
そうすると脚が長くなり(元の長さに戻り)、お尻もリフトアップして立体的な形に整っていきます☆