腕と体幹の繋がり
巻き肩や腕のねじれは体幹の弱さに繋がります。
腕と体幹、関係なさそうに見えますが、
四足動物で考えると、人間の脚は動物の後ろ脚、腕は前脚となります。
四足動物は前脚と後ろ脚で地面を踏むことで、体幹を安定させています。
ヨガやピラティスでも、四つ這いやプランク、サイドプランクの時は、腕は前脚となって身体を支えます。
この時、腕のねじれがあると脇が締まらず、前鋸筋(肩甲骨と肋骨の間にある)が働かないので身体を支えることが難しくなります。
前鋸筋は、腹部のインナーマッスルの腹斜筋と繋がりがあり、脇の弱さは体幹全体の弱さになります。
プランクやサイドプランクで腕がプルプルするという方は、まず四つ這い姿勢やダウンドックの時に
肩甲骨から手でぐっと床を押すように意識してみて下さい。
ただの四つ這いでも、
骨盤ニュートラル
しっかり手で床を押して
頭の位置が下がらないように
意識して頂くと、意外にも体幹の筋肉を使っていることが感じられると思います。