スウェイバック姿勢


「姿勢が悪いのは体幹が弱いからですか?」

と聞かれることがありますが、姿勢保持に必要な筋力は、最大の筋力の10%と言われ、筋力はほとんど必要ありません。

筋力が弱いから姿勢が悪いのではなく、

姿勢が悪いから筋肉が反応しなくなる、

が正しい答えです。


先日のパーソナルセッションのお客様。


左のBefore写真はスウェイバックという姿勢です。

骨盤が前に突き出した“休め”の姿勢で、腰が反り、腰痛の原因となります。

スウェイバックは日本人に多い姿勢で、以下不調の原因ともなります。

・腰痛、骨盤周囲の痛み
・股関節の痛み
・坐骨神経痛
・膝関節の痛み
・太腿前の張り
・体幹機能の低下
・呼吸機能の低下

姿勢保持に筋力はほとんど必要ないにも関わらず、なぜ多くの人の姿勢がよくないのか?

それは脳が“そこが正しい姿勢”だと勘違いしているからです。

反り腰の人はわざと腰を反らそうとして立っているのではなく、そこが真っ直ぐ、正しい、と脳が勘違いしています。

その勘違いを正すのがピラティスです。

今回のセッションでも、普段スイッチがオフになっている腹横筋や腹斜筋の感覚を入れるエクササイズを行ない、右写真のように姿勢が整いました。



正しい姿勢、身体の使い方を知ることは、上記不調のリスクを減らし、将来の健康への投資となります。

パーソナルセッション
均整術という整体で全身を整えた後、ヨガやピラティス、お一人おひとりに必要な運動療法をお伝えします。詳細、お申し込みはこちらをご覧下さい。

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