骨盤のアウトフレア
骨盤の上の部分が広がることをアウトフレアと言います。
女性の骨盤は元々、妊娠・出産がしやすいように男性に比べ横に広がった形をしている為、重力の影響や不良姿勢、筋力低下などが加わるとさらに広がりやすい性質があります。
骨盤が横に広がると前に倒れやすくなることで、反り腰や腰痛、坐骨神経痛の原因になったり、大腿骨が内側に捻じられ股関節や膝の不調に繋がります。
実際、股関節や膝の痛みを抱える方のほとんどが骨盤がアウトフレアしています。
その場合、股関節や膝の捻じれをとることだけでなく根本原因の骨盤のアウトフレアを改善することが大切です。
アウトフレアを改善する為には、骨盤についている腹部のインナーマッスルを強化することが大切です。また長時間、座りっぱなしでいると骨盤をより安定させようと横に広がる力が働く為、30分に1回は立ち上がって足踏みするなど、長時間同じ姿勢でいることを避けることも予防に繋がります。
日々の小さな積み重ねが、将来の骨格や体型に関わってくるのでぜひ意識してみて下さい。